2006年10月30日

【福和教授講演】想像の必要性

【福和教授講演】想像の必要性
東海・東南海・南海地震
○○○○年○○月○○日 ○○時○○分 
想定では、マグニチュード8.7 神奈川県から宮崎県までの範囲で震度6弱以上の揺れに見舞われ、
高知県などでには10mを超える大津波が押し寄せるという。
http://www.bo-sai.co.jp/tounankainankai.htm

私たちが記憶している地震いくつかありますよね。




【北海道南西沖地震(奥尻島)】
1993年7月12日(月) 午後10時17分 マグニチュード7.8
震度6の烈震(地震計が設置されていないため推定)

【阪神淡路大震災】
1995年1月17日(火) 午前05時46分 マグニチュード7.3
震度7

【新潟県中越地震】
2004年10月23日(土) 午後05時56分 マグニチュード6.8
震度7

福和教授の講演での“ほぉ~”



いままではたまたまそうだっただけ。

記憶にある地震はたまたま深夜とか明け方。たまたま土日や休み明けだった。
たまたま街中での血だらけのサラリーマンの姿を見ていない。
たまたま学校での血だらけの子供達を見ていない。


人の一生の内で約2/3は家で過ごす。

【想像してみてください。】
住宅では火災が発生。
高層ビルは大揺れ。
山間部では土砂崩れ。
家の中では家具転倒。
都心ではビル倒壊
軟弱地盤・埋立地では液状化
道路や鉄道が落橋
海からは津波
富士山は大噴火

東海・東南海・南海地震が同時期に発生した場合の予想被害額は81兆円とのこと。
国家予算(一般会計)に匹敵する額だそうだ。
http://www.bo-sai.co.jp/tounankainankai.htm

それがどれくらい大変なことか想像すら難しい気もするけど、一体どんなことになってしまうだろう。
少なくても援助は来ないんだろう。

ちなみに兵庫南部地震でのライフラインの復旧は。
電気        7日
上水道     91日
下水道     91日
ガス      135日
電話      15日
鉄道      54日
高速3号神戸線 20ケ月

東海・東南海・南海地震が同時期に発生した場合は応援は来ないからそこに住んでいる人達で復旧をしなくてはいけないことになります。

生き埋めになった人はどう生き延びたのか。
自力で     34.9%
家族に     31.9%
友人・隣人に  28.1%
通行人に     2.8%
救助隊に     1.7%
その他      0.9%

福和先生が言うんです。
自分が家具の下敷きになった時、お隣さんに助けてもらうための最低条件は?
お隣とは常に仲良くしとかないといかんな。・・・・・だから甘いんです。って。
お隣の家が壊れていなくて人が生きていて助けてくれる若い人がいることです!
確かに・・・。その通り。

それでもやはり廻りに助けてもらうより助けてもらわなくても大丈夫にしなくちゃだめなんだよ。
地元のライフラインを復旧させようにも復旧できる人が生きていなくちゃできないし。
家が壊れてしまっていたら、人の援助どころではなくなっちゃうのは想像できますよね。

東海・東南海・南海地震・・・被災者4000万人  しかも・・・冬。
どうですか?想像をうーんと膨らませて対策をしなくてはいけないんですよ。

とりあえず、家が倒れなければそこに住めますから。
なにか策を考えないと・・・・。


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Posted by ysroof at 17:00│Comments(0)その他
 
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