株式会社　柳本産業

先日、「愛知県陶器瓦工業組合」より下記内容のお願いがありました。

（お願い文より）

原料価格高騰などに伴うお願い

　三州瓦は古くから一般住宅、公共物件など日本の家々の屋根を彩ってきました。
また、時代のニーズに対応するためいぶし、J形、S形、F型の各瓦や防災機能を備えた防災瓦などの承認開発に努め、日本の気候風土にもっとも適した屋根材として「安心」をご提供して参りました。
　しかし、下記のようなさまざなコストアップ要因が山積みしています。
特に、昨今の原油価格の高騰は粘土瓦業界においてまさに経営基盤を揺るがすものとなっております。加えて長期に亘る景気低迷により、需要が伸び悩んでおります。
　生産効率の更なる改善など業界を上げて価格上昇を九州すべく努力して参りましたが、それ以上にコストアップの負担が大きくなっています。
　つきましては、お客様各位におかれましても取り巻く環境は厳しい状況と拝察いたしますが、私共三州瓦業界の窮状をご理解頂き特段のご配慮をお願い申し上げます。

１．原油価格の高騰により三州瓦を作る燃料価格が全て高騰し続けています。
２．釉薬の原料は輸入品が多く、中国需要の拡大に急騰し、上げ止る様子が見えない状況となっています。
３．ＰＰバンド、梱包ラップなど樹脂製品の価格が上昇しています。
４．原料粘土の採掘が難しくなっているのに伴い価格が上昇しています。
５．原油高騰に伴い、原料や三州瓦を輸送するあらゆる手段の価格が上昇しています。
６．三州瓦を作る三河地方は巨大自動車メーカーの大量採用により、人材が流出しています。人材確保のため人件費の高騰が避けられない状況です。

＊