2006年11月07日

粘土瓦に発生する結露について。

丸栄陶業(株) 栄四郎便り NO.77より

粘土瓦に発生する結露について。

◇粘土瓦に発生する結露等について

 瓦の施工事、降っていた雨がやんだ後、天気が良くなってから、瓦の下、ルーフィングの上を軒先まで水が垂れてくることがあるとの報告を、耳にすることがあります。三州の同業者からも、同様の話しを受けることがあると聞いています。
 この現象について、はっきりしたことはよくわからず、推測の範囲ですが、降雨後の湿度の高い大気や降雨時に飽和状態まで水を吸収した瓦から気化した水蒸気が、瓦や野地などに触れて結露し、ルーフィングの上を軒先まで流れたものではないかと思われます。瓦の釉薬による吸水の速度の違い、瓦形状による瓦裏面の水の流れる方向など、瓦の違いによって、軒先まで流れる水の量には差はあるのかもしれませんが、粘土瓦では発生してしまう、避けられない現象であるように思われます。
 粘土瓦使用時には、こうしたことが発生することを前提に、ルーフィングの選択、縦桟木の使用、軒先水切りの取り付けなどの対策をしていただきますようにお願いいたします。
 また、降雨中にも粘土瓦で雨水を完全に防ぐことは不可能であり、瓦の隙間などから雨水が吹き込んでしまうことも避けられないことです。降雨中にも雨水が瓦の下、ルーフィングの上を流れていることが想像され、そのようなときにも、上記の対策は屋根を守ることに有効であると考えます。
 粘土瓦は優れた屋根材であると信じておりますが、不完全な部分もたくさんあります。安全な屋根を作るために、工事業の方による工法の研究、確認をお願いいたします。

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Posted by ysroof at 10:23│Comments(0)その他
 
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